
お知らせ詳細
2025年9月25日
『自らの将来に備える』
こんにちは、握りこぶし君です。
今日は『自らの将来に備える』という題名が結論になります。
どういうことかと言うと、自分の身体、精神に支障を来す時は急にやってくるのです。
平均寿命は男女ともに長くなっていますが、健康寿命に置き換えると果たしてどうなのか。
良く考えてみましょう。
万一、急に支障を来し要介護状態になったら、ほとんどの人は何もできません。
それから思い悩んでも遅いということになります。
だから、健康体である時に、しっかりと自らの将来を考え、行動することが重要になってきているのです。
わかりやすい例を出します。
頼れる親族のいない1人暮らしの60代の女性がいるとします。
永年勤めた会社を退職し、独身で将来介護が必要な状態になったらどうしよう。
〇判断能力が不十分になったらどうしよう。
〇万一、認知症になったら時は、自分の財産管理は誰がやってくれるのか。
〇介護施設に入った時のお金はどのくらいかかるの。
〇私の保有財産はどうなるのか。自分の意思で引き継ぎたい。
概ね、『自分らしく生きる』ということと、現実的な『お金』『財産』ということになります。
そこで、おひとり様が備えるということになると、『任意後見制度』というものがあります。
本人が十分な判断能力のあるときに、あらかじめ任意後見人となる人や将来その方に委任する財産管理等に関する事務の内容を定めます。
本人の判断能力が不十分になった後、任意後見人がこれらの事務を代わりに行うものです。
それと同時に家庭裁判所に『任意後見監督人』の選任の申し立てを行い、この任意後見監督人の監督下で任意後見人は、これらの契約で定められた行為を本人に代わって行うものです。(代理権を付与する委任契約)
この任意後見契約の方式は、『公正証書』によることが必要要件となっているので安心です。
また、何より自らが信頼できる方にお願いできるところが一番良い点ですね。
次に現実的なお金の問題です。人それぞれ状況は違いますから、自らに当てはめて考えてみてください。大事なことは、自分で将来の収支を概算で良いから試算してみること。
要するに、これから先、自分らしく生きることに何か支障はないかの検証です。
ある地点を仮に決めて、今ある資産(預貯金・保険等)+これからの収入で、
これから先やってくる支出をどうやって賄えるかの確認です。
ここで注視すべきは、今ある資産は今すぐに変えられないということですね。
変えられるものは、これからの将来に発生する収入と支出です。
だから、健康なうちは積極的に社会参画を行い、蓄えを増やしておくことが重要です。
そして、要介護状態となった時の支出も様々です。
各施設によって価格差も結構あります。また、価格差のみではなく、これか ら暮らしていく住処になるので、自分との相性もあるので、どこに入るかはとても重要な選択です。
施設に入った後で、その施設を変えられないという考えは捨てて、
自分に合う施設を探すことが何より重要ということを肝に命じてください。
因みに、これは聞いた話ですが、ある方は相性が良い施設に巡り合うまでに29回も施設を
変わったそうです。
この回数には、びっくりしましたが、とても大事な価値観だと思います。
最後に、おひとり様に大事な決め事があります。
それは、自らの財産をどうするのか。どうしたいのか。ということです。
家族がいれば話は簡単ですが、おひとり様は事前の備えが必要です。
相続人がいなくて、あなたが何もしなければ、あなたの大切 な財産は国庫に入ることになりますが、それをよしとしなければ、自身が健康な内に、しっかりと考えて行動することが必要になってきます。
また、自らの財産を身の回りの誰かに渡したいということであれば、『遺言書』を作成することが求められます。遺言書にも色々な種類がありますが、後々問題にならないことを最優先とするならば、少しコスト高にはなりますが、『公正証書遺言』をお勧めします。
先ずは、頭の中で自らの遺言を描いて見てください。
あなたの人生を後世に繋ぐことは、あなたの努めだと思います。


